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開催概要

名 称 Japanese Bifurcation Club 2025
  • Conference/2025年7月26日(土)
  • Live Demonstration/2025年9月27日(土)
主 催 Japanese Bifurcation Club
顧 問 挽地 裕(福岡輝栄会病院)
理事長 村里 嘉信(九州医療センター)
理 事 志手 淳也(大阪府済生会中津病院)
木下 順久(豊橋ハートセンター)
髙木 健督(国立循環器病研究センター)
名越 良治(大阪府済生会中津病院)
沼澤 洋平(慶應義塾大学)
山脇 理弘(横須賀市立うわまち病院)
岡村 誉之(山口大学)
開催方法 WEB配信
事務局 豊橋ハートセンター内
〒441-8530 愛知県豊橋市大山町五分取21-1
事務取扱 株式会社テクロス
〒160-0022 東京都新宿区新宿一丁目9番1号
NEOX新宿ビル7F
TEL: 03-5341-4670 FAX: 03-5341-4671
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ごあいさつ

JBC 2025 ~分岐部治療の最前線:コンセンサスと革新~

JBC 2025では「分岐部治療の最前線:コンセンサスと革新」をテーマに掲げます。本会では、分岐部治療に関する最新のコンセンサスを再確認し、さらなる革新を目指す議論を展開していきます。近年、画像診断技術の進歩により、分岐部病変の病態、治療効果をより詳細に評価することが可能となり、CTによる術前評価、FFR/NHPRによる治療適応病変の選択、IVUS・OCT・OFDIの冠動脈イメージングを活用した適切な治療戦略が重要視されています。また、病変前処置の重要性が再認識され、Scoring balloonの使用、DCAによるプラーク切除、石灰化病変に対する切除術(Rotational / Orbital atherectomy)と 破砕術(IVL)の使いわけ、DCBによるStent-less治療の拡充も議論の対象となっています。さらに、ステント戦略として2-stentの必要な局面の判断、DCBとの使い分けなど、分岐部治療の最前線を知る機会となるでしょう。

JBCはこれまで、日本国内だけでなく、ヨーロッパ、アメリカ、韓国、中国のBifurcation Clubと協力し、国際的な視点から分岐部治療を発展させてきました。今年も世界のBifurcatorとともに、分岐部治療の未来について議論し、最新の知見を共有する予定です。世界各国の術者の考え方やテクニックを学ぶことは、我々が次のステップへと進むための貴重な機会となるでしょう。

JBC 2025では、従来の座学に加え、ライブデモンストレーションやハンズオンセッションを通じて、より実践的な学びを提供します。ライブデモでは、実際の症例を通じて最適な治療戦略を議論し、オペレーターの判断やテクニックをリアルタイムで学ぶことができます。JBCは単なる知識の共有の場ではなく、治療の未来を共に創る場です。

分岐部病変治療の最前線を知り、コンセンサスと革新の狭間で最良の治療法を追求することが、患者さんのアウトカム向上につながると信じています。JBC 2025が、皆様にとって有意義な学びと新たな発見の場となることを願い、多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

Japanese Bifurcation Club 理事長
村里 嘉信(九州医療センター)